DDH・DIPAとは?一般的なクラフトビールとの違いと特徴

これからクラフトビール醸造所の立ち上げや事業拡大を検討している方に向けて、「DDH」と「DIPA」について解説します。

クラフトビールの情報を集めていると、「DDH」「DIPA」と目にすることがあります。
「DDH・DIPAとはなにか?」と、疑問に思われている方も少なくありません。
どちらも醸造法が異なり、これから醸造所を立ち上げる際に役立つ知識です。

そこで今回の記事では、DDH・DIPAとはなにか、醸造や味わいの違いについて解説します。
購入できる場所もご紹介しますので、参考にすれば、ビール好きの方により選ばれるブルワリーを目指せるでしょう。

【目次】

DDH DIPAとは

ビールについて調べていると目にすることのある「DDH」「DIPA」とは一体なんのことでしょうか?
まずはそれぞれの意味と定義について解説していきます。

ダブルドライホップとは

「DDH」とは、醸造の途中で、ホップを2回追加したビールのことを指します。
「ダブル・ドライ・ホップ」の略称であり、ビールのスタイルのひとつとして人気です。

一般的なビールであれば、醸造の途中で追加されるホップは1回だけです。
しかしダブル・ドライ・ホップでは醸造中にホップを2回追加します。
そのため結果的に、通常のビールよりも2倍のホップが使用されているのが『ダブル・ドライ・ホップ』と呼ばれる理由です。
DDHとの表記があれば、醸造においてホップの量が2倍入っているビールであると考えてください。

関連記事:ダブルドライホップとはどんなビール?その特徴を解説

ダブルIPAとは

「DIPA」はインディアペールエールよりもホップの量が多く、アルコール度数も強いビールです。

インディアペールエールは、イギリスからインドへビールを輸送するために作られたビールです。
輸送中に傷まないように、防腐剤の役割を果たすホップを追加したことが起源です。
そのため香りと苦み、フルーティーさが特徴として際立ちます。

そしてダブルIPAでは、さらにホップの量が増えています。
ホップの苦みや味わいがさらに際立つビールです。

ダブルIPAのIBUとアルコール度数はどのくらい?

ダブルIPAのIBUと、アルコール度数は次のとおりです。

【IBUとアルコール度数】

  • IBU:70~100
  • アルコール度数:7~8%

一般的なIPAに比べると、ダブルIPAはIBU・アルコール度数ともに高いことがわかります。
一般的なIPAではIBU 40-65、アルコール度数5-7%であり、ダブルIPAは『IPAの強化版』といえます。

IPAと比較して、ホップの苦みや味わいを楽しみたい方に適したビールです。
しっかりとした飲み応えがあるので、味付けが強い料理にも負けない味があります。
軽めのビールよりも、どっしりとした味わいが好みの方に適したビールです。

DDHとDIPAとはどちらもホップの量が多いことが特徴です。
そのためどちらのビールであっても、ホップの味わいをより強く感じたい方におすすめできる商品と言えます。

DDH DIPAはどこで買える?

ここまでDDHとDIPAの特徴について解説しました。
ただし、実際に飲んでみないとそれぞれの味わいを判断するのは難しいかもしれません。
DDHとDIPAはどこで購入できるのでしょうか?

これから2種類のビールを味わってみたいと思われている方に向け、身近で購入しやすいところをご紹介します。
DDHやDIPAを求めている方は、次の販売所で購入してその味を楽しんでみてください。

購入場所1:コンビニ

最も購入しやすい場所は、お近くのコンビニです。
最近ではコンビニでもクラフトビールを購入できます。
店舗によってはDDHやDIPAのクラフトビールを販売している場合もあり、世界中のビールを100種類以上取り扱っているコンビニも存在します。
お近くのコンビニがビールに力を入れている場合、DDHやDIPAのクラフトビールが置いてある可能性があります。

もちろんすべてのコンビニで取り扱いがあるわけではありません。
しかし近くのコンビニを巡ってみると、クラフトビールとの意外な出会いがある可能性もあります。

購入場所2:ディスカウントストア

ディスカウントストアもビールを購入しやすい場所のひとつです。
コンビニと同じように、やはり店舗により取り扱っている商品に違いはあるでしょう。
しかし最近ではお酒をメインに販売しているディスカウントストアもオープンしました。
お酒に強みのあるディスカウントストアであれば、DDH・DIPAのビールも販売されているかもしれません。

店舗によっては、樽から注いだ生ビールを販売している場合もあります。
ビール好きな方なら、足を運んでみる価値はあるでしょう。

購入場所3:スーパーマーケット

スーパーマーケットで珍しい種類のビールが販売されていることもあります。
中でもイオングループでは、豊富な種類のビールが取り扱われていると話題になっています。
とくに地域で生産されているビールが多く販売されていて、ほかの土地では出会えない商品と出会えるかもしれません。

また成城石井、北野エースでもクラフトビールが取り扱われています。
全国的に知名度の高い商品が揃っているため、DDH・DIPAのビールが販売されている場合もあります。
飲んでみたい方は、近所のイオンや高級スーパーマーケットに足を運んでみてはいかがでしょうか。

購入場所4:酒屋・ボトルショップ

ビールを購入する際は、酒屋やボトルショップを訪れることをおすすめします。
近年では酒屋の数が減少していますが、クラフトビール専門の店舗も増えています。
もしかすると大手の店舗でも見つからない、珍しいビールに出会えるかもしれません。

近所でまだ訪れていない酒屋やボトルショップがあれば、一度訪れてみることをおすすめします。

購入場所5:ブルワリー

ブルワリーはビールを購入するのに最適な場所です。
ブルワリーとはビールの醸造所のことです。
珍しいクラフトビールが醸造されていることも多く、訪問することでできたてのビールを楽しめます。また、購入も可能なため、ビール好きの方にとって魅力的な場所です。

ブルワリーに行くメリットは、いつでもほしいビールを、安定して購入できるところにもあります。
珍しい商品が入手できる可能性があります。

購入場所6:オンラインショップ

手軽にビールを入手するなら、オンラインショップを利用してみてください。
インターネット環境さえあれば、全国どこからでもクラフトビールを購入できます。

オンラインショップでは、DDHやDIPAを含む多くのビールを手軽に購入できます。
また、これまで知らなかった珍しい商品を見つけられる可能性もあります。
近所でビールを販売している店舗がないようであれば、オンラインショップで購入するのが最も効率的でしょう。

DDH・DIPAとはクラフトビールの醸造法の違い

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、DDHとDIPAについてご理解いただけたと思います。
DDHとDIPAとはクラフトビールの醸造法の違いであって、どちらも一般的なビールよりもホップが多いのが特徴です。

これからクラフトビールの醸造を検討されているなら、ぜひスペントグレインまでお気軽にご相談ください。
スペントグレインでは醸造家の育成や設備のメンテナンスなど、ビール造りに関するさまざまなサポートを行っております。
DDHやDIPAの醸造をサポートし、ブルワリー運営が成功するよう全力で支援します。

この記事の監修者

監修者の写真

株式会社スペントグレイン
マーケティング担当者

兼 醸造アドバイザー/経営コンサルタント

<略歴>

大手経営コンサルティング会社へ就職し、地域経済の活性化に貢献するプロジェクトに多く携わり、食品やアルコールを通じた地域振興・施設開発を専門にコンサルティングを行う。経営アドバイザー・醸造アドバイザーとして地域密着型のクラフトビール事業の立ち上げから設備導入、経営戦略までを一貫して支援し、地元の特産品を活かしたビールづくりにも取り組んでいる。

<監修者から>

ビールの品質は、技術は当然のことながら、経営の安定からも生まれます。持続可能で収益性の高い事業運営を支援しながら、ビールの味わいを最大限に引き出すことが私の使命です。 良い設備がなければ、良いビールは生まれません。しかし、経営が安定してこそ、長期的に持続可能なビール文化を築けるのです。

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